ハワイのコンドミニアムの購入価格はいくら?6つのランニングコストも紹介
ハワイのコンドミニアムに投資する際に、購入価格の相場やランニングコストがいくらなのかを知っておきたい方は多いのではないでしょうか。不動産投資で成功するためには、物件の購入価格だけでなくランニングコストも把握したうえで、投資の事業計画を立てる必要があります。
そこでこの記事では、ハワイのコンドミニアム投資を検討している方のために、購入価格の相場やコンドミニアム投資に必要なランニングコストを解説します。
ハワイのコンドミニアム投資の成功に近づける内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
ハワイのコンドミニアム購入価格は13年で「約2倍」
ハワイは、毎年世界中から多くの観光客が集まるリゾート地です。また日本人を含めて、世界各国からの不動産需要が高いため「価格の値崩れ」がしにくい特徴があります。
オアフ島の年間住宅再販データによると、2009年のコンドミニアム平均販売価格は約35万ドルでした。そこから2022年には約61万ドルまで上昇しており、13年間で約2倍近くの価格になっています。
さらに今後も不動産価格の上昇が見込まれるため、ハワイのコンドミニアムの購入を検討している方は早めに決断することをおすすめします。
参考資料:Oahu-Historical-Data|販売価格の中央値と平均|コンドミニアム
https://www.hicentral.com/oahu-historical-data.php
【人気エリア】ハワイのコンドミニアム購入価格の相場
ここでは、ハワイで人気がある3つのエリアの価格相場を紹介します。
ホノルル
ホノルルは、ハワイで最も人口が集まるエリアです。世界最大級の観光地であるため、アメリカ国内でも有数の不動産マーケットになります。
販売価格の平均定価は約68万ドルですが、1ベッドルーム約33〜37万ドルの購入しやすい物件もあります。そのため、ハワイのコンドミニアム投資に慣れていない方でも始めやすいエリアです。
参考資料:REDFIN|ハワイ州ホノルル
https://www.redfin.com/state/Hawaii
ワイキキ
ワイキキは、ハワイにおける観光の中心地です。治安が良く多くの観光客に人気があるため、コンドミニアム投資に適しています。不動産の中でもコンドミニアムが中心に取引されているため、物件数も豊富です。
老舗コンドミニアムのイリカイホテルは、約51万ドルからの販売となっています。アラモアナショッピングセンター西側のハワイキタワーは、売り出し価格が約86万ドルからです。1ベッドルームで30〜50万ドルの部屋が中心ですが、70〜80㎡の広さになれば90〜110万ドルが相場となります。その一方で200万ドルを超えるコンドミニアムもあるため、リーズナブルなものから高級なものまで多様な物件の選択肢があります。
参考資料:ファミリーハワイリアルティ|コンドミニアムガイド|ワイキキエリア
https://family-hawaii.net/condominium/
アラモアナ
ワイキキの西側に位置しており、ワイキキとカカアコに挟まれている立地になります。アラモアナセンターやドン・キホーテホノルルなど、商業施設が多いことが特徴です。
おすすめの物件の1つがスカイアラモアナで、専有面積は48〜75㎡です。2022年竣工の築浅物件ですが、67万ドルから販売されています。2020年2月にアラモアナエリアで取引されているコンドミニアムの平均価格が約68万ドルとなっているため、平均価格で築浅物件が手に入るのが魅力です。
アラモアナのコンドミニアムの中でも、約80㎡以上の広さになると200万ドル近い価格の物件があります。さらに200㎡を超える広い物件の場合、800万ドルの高級コンドミニアムも売り出されています。
参考資料:ファミリーハワイリアルティ|コンドミニアムガイド|アラモアナエリア
https://family-hawaii.net/condominium/%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%a9%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%8a%ef%bd%9csky-ala-moana/
ハワイのコンドミニアム購入に必要な6つのランニングコスト
ハワイのコンドミニアム投資を行う際には購入金額だけでなく、毎月のランニングコストも知っておきましょう。管理費の内訳が日本の不動産と違うため、一つひとつ確認してみてください。
メンテナンスなどにかかる管理料
物件の築年数や専有面積によって、管理料は異なります。例えば、ワイキキバニアンT1-3014というコンドミニアムの場合、建物面積約55㎡で管理費は774ドルです。
さらに、高級コンドミニアムになるとさらに管理料は高くなります。高級コンドミニアムには、以下のようなアメニティが充実しているからです。
- プール
- ジム
- コンシェルジュ
アメニティが充実していればメンテナンスや維持費がかかるため、管理料は高くなります。
参考資料:ファミリーハワイリアルティ|ワイキキバニアンT1-3014
https://family-hawaii.net/search/detail/?mls_number=202328523
年間の固定資産税
ハワイの固定資産税は、アメリカ国内で最も安くなっています。さらにハワイの中でも、以下のように島ごとで税率が違うため確認しておきましょう。
オアフ島 | 0.35% |
マウイ島 | 0.53% |
カウアイ島 | 0.605% |
ハワイ島 | 1.05% |
固定資産税評価額1000ドルあたりの税率は、オアフ島が一番安くて0.35%となっています。日本の固定資産税は評価額に対して一律1.4%になるため、比較するとハワイの固定資産税の安さは一目瞭然です。
また、コンドミニアムの固定資産税額は「住居仕様」と「ホテル仕様」で価格が大きく変わる点に注意しましょう。例えば、40万ドルのコンドミニアムを30日以下の短期で貸し出す場合は「ホテル仕様」となり固定資産税が高くなります。しかし、30日を超える長期貸し出しで運用すると申請することで「居住仕様」となり、固定資産税が安くなります。
例えば、居住仕様の固定資産税が約1600ドルだとすると、ホテル仕様の場合約5,000ドルとなるなど、かなりの差があるのが特徴です。
ケーブルTVへの加入費用
ハワイで日本のテレビ番組などを見るために、ケーブルTVの加入も可能です。毎月の費用は約40ドルくらいです。
ケーブルTVとの契約料金が安いプランの場合、日本の古い邦画やNHKの一部しか見れないケースがあるため注意しましょう。YouTubeなどの動画を見る方が多いかもしれませんが、加入しておくと日本人観光客に喜ばれるかもしれません。
電気や水道などの光熱費
ライフラインや通信代などの以下の費用は、管理費用に含まれているケースが一般的です。
- 水道代
- 電気代
- Wi-Fi代
- 国内電話代
- 駐車場代
日本の不動産は、水道代や電気代などの光熱費を管理料とは別に支払います。一方でハワイのコンドミニアムの多くは、これらの費用が管理費に含まれています。
管理を行う代理人費用
日本に滞在しながらハワイのコンドミニアム投資を行う場合は、現地で管理を行ってくれる代理人に支払う費用が必要です。現地で代理人を立てておけば、物件のトラブルがあっても安心です。
コンドミニアムを購入する場合、購入先の会社に管理部門があることが一般的です。具体的に以下のような管理内容となり、毎月約200ドルほどが費用相場になります。
- 窓の開閉など空気の入れ替え
- 水漏れなどの緊急対応
- トイレに水を流すなどのカビ防止対策
- 洗濯機などの動作確認
- 部屋使用前の清掃やメンテナンスのフォロー(オプションになるケースあり)
日本に滞在しながらハワイのコンドミニアム投資を行う方は、管理を行う代理人費用が必要になることを理解しておきましょう。
レンタカー代
駐車場があっても車を所有していない場合は、レンタカーの使用料が必要です。使用料は以下を参考にしてみてください。
▼料金表(1ドル150円で計算)
車種 | 1日の利用 | 1週間の利用 |
コンパクトサイズ | 約150ドル | 約590ドル |
ミニバン(7人乗り) | 約210ドル | 約830ドル |
フルサイズSUV | 約280ドル | 約1,120ドル |
車種や利用期間によって費用が異なるため、あらかじめレンタカー代の相場を知っておきましょう。
参考資料:AroundUSA|レンタカー料金表
https://around-usa.com/rentacar/hawaii/price/
まとめ
ハワイで購入するコンドミニアムの価格相場やランニングコストを知っておけば、正確な事業計画が立てられます。ハワイのコンドミニアム投資を成功させるためには、管理料などランニングコストの把握や投資するエリアの調査など、より深いコンドミニアム投資の知識が必要です。
まずは、ハワイの不動産事情を知るためにセミナーや勉強会に参加することをおすすめします。ファミリーコーポレーションでは、お客様の状況に合わせたご提案が可能な無料個別相談を実施しておりますので、お気軽にご参加ください。