ハワイ不動産購入前に「準備」しておきたい3ステップ
2023年は為替の変動が気がかりな一年ではなかったでしょうか。FRBの金利政策の動向に、引き続き注目が集まっています。
<2023年ドル円為替(月中平均)>
(引用:日本銀行時系列統計データ)
「そろそろ円安が落ち着き、1ドル130円台にまで下がるのでは」と囁かれていますが、ハワイ不動産においても、円高に振れてから購入したいとお考えの日本人は多いようです。
今後、1ドル130円台になると一気に購入ニーズは高まるでしょう。
今回は円高になったタイミングで良質な物件を見つけたらすぐに行動できるよう、
今のうちにしておくべき<準備>についてご紹介します。
~目次~
①資金調達の見通しを立てる
②物件の方針を決める
③信頼できるエージェントを探す
①資金調達の見通しを立てる
物件価格以外に必要な費用は?
購入時は物件価格の1~1.5%ほどの諸費用がかかります。
諸費用を含めた資金調達の検討が必要になります。
特筆すべきは、不動産エージェントへの仲介手数料がかからないことでしょう。
アメリカでは売主が全て負担するという商習慣になっています。
調達方法は?
・現金で購入する
・ローンを利用して購入する
という選択肢がありますが、ローンを利用する場合
ハワイ不動産ローン、国内不動産担保ローンの他、
使途自由の有価証券担保ローンを利用するという方法などもあります。
手元資金を残したままハワイ不動産を所有することができますので、充分な現金がある場合でも一度ローンを検討されてはいかがでしょうか。
弊社では銀行・金融機関担当者もご紹介しておりますので、是非ご相談ください。
利用できるローンを確認しておく
ある程度、融資条件の見通しを立ててから物件を決めるのがおススメです。
物件を決めた後に、想定よりも融資条件が厳しいことが分かり、一度決めた物件を変更せざるを得ないという事態もあり得るからです。
まずは金融機関に打診してみましょう。
基本的に年収や金融資産(預貯金、証券、不動産等)、借入状況の情報が求められます。確定申告書は直近3年分用意しておくとよいでしょう。
また、すでにお付き合いのある金融機関がある場合は、そちらが一番よい条件で融資してもらえる可能性が高いです。HP上の情報だけで判断せず、一度担当者に話してみるとよいかと思います。
②物件の方針を決める
まずは目的を明確にする
なぜハワイ不動産を購入するのでしょうか。
・大好きなハワイに別荘を持ちたい
・法人税の税対策として購入したい
・日本にある資産の一部を米国資産に置き換えたい
などお客様の目的は様々ですが、目的に応じて物件は変わってきます。
理想のハワイライフをイメージする
また、お客様ご自身がどのようなスタイルでハワイに滞在するのか、も物件選びにおいて大切です。
・毎朝ビーチに出かける
・ハワイ中のゴルフコースを周る
・ショッピングを中心に楽しむ
ハワイの楽しみ方は何通りもありますが、ライフスタイルに応じてエリアや交通の利便性を考慮して物件を選ぶことになります。
予算に応じて物件の目処をたてる
・コンドミニアム
・タウンハウス
の場合、事前に物件を購入するか決めておくことができます。
例えばコンドミニアムの場合、
~ 30万ドル以内でアラモアナホテルのシティビュー低層階 ~
~ リッツカールトンホテルのオーシャンビュー2BED ~
~ スカイアラモアナのダイヤモンドヘッド側で100万ドル以内 ~
というイメージです。
購入する物件の見通しが立てば、MLS(不動産検索サイト)で条件に合う物件をチェックします。
めったに売却情報が掲載されない物件もありますので、候補はいくつかもっておきましょう。
弊社のHPでも常に全ての販売物件の最新情報をチェックすることができますよ!
③信頼できるエージェントを探す
透明性の高いアメリカの不動産市場においては、基本的に全てのエージェントが全ての物件を取り扱うことができます。
また、仲介手数料も支払う必要がないわけですから、仲介手数料の安さで選ぶ必要もありません。
さらに、日本で「両手仲介」と呼ばれるような、一人が売主エージェントと買主エージェントを兼任することもほぼありませんので、エージェントは純粋に買主の利益追求のために動いてくれます。
それでは、どのようなエージェントに託すべきでしょうか。
ここでは、個人的に大切だと考える3つのポイントを挙げました。
・日本語対応してくれるか、日本にオフィスがあるか
・購入後の管理や売却までサポートしてくれるか
・豊富な取引実績があるか
日本に担当者がいればスムーズにやり取りできる
ハワイに日本語対応のエージェントは沢山いらっしゃいますが、
日本にオフィスを置いている不動産会社は意外にも少ないようです。
ハワイと日本には19時間の時差があります。
ハワイの一般的なオフィスアワーは、日本時刻の早朝から正午になります。反対に、日本の夜はハワイの深夜です。
つまり、日本で仕事終わりにエージェントにメールで質問したとすると、ハワイのエージェントがメールを見るのは6~7時間後ということです。
忙しい仕事の合間を縫って購入準備を進めるのですから、スムーズにやり取りできるに越したことはありません。
ストレスなく準備するためにも、時差というハンデを補ってくれる日本の担当者がいるかチェックしましょう。
管理や将来的な売却も見据えておく
不動産は購入してから真のスタートといっても過言ではありません。
家具の購入や納入、清掃等の保全管理、賃貸する際のマネジメント、納税など、やるべきことは多岐にわたりますが、
そのような煩雑な手間を引き受けてくれる会社を見つけることがポイントです。
また、リスティングエージェント(売主エージェント)としての実績も豊富なエージェントを選ぶことで、将来的な売却も見据えながら物件を購入することができるでしょう。
取引実績の豊富さ
管理費が高い、と言われるハワイ不動産ですが、その他税金などの支出も見越しておく必要があります。
また、賃貸に出す場合どのくらいの稼働率で、経費を除くと手残りはいくらくらいなのか、過去の情報をもとに予測を立てたいものです。
このような実際の収支に関する情報は、取引実績が豊富、かつ管理に携わる不動産会社が持っています。
エージェントの経験や知識、不動産会社のデータをフル活用し、納得のいく物件を選びましょう。
まとめ
ハワイ不動産購入前に準備しておきたい3ステップをご紹介しました。
手間がかかるとお感じになったかもしれませんが、その先にある
「ハワイ不動産と共に過ごすハワイライフ」は格別なものになるでしょう。
理想のハワイライフに思いを馳せながら準備を進めるのも楽しいものですよ。
そのお手伝いを弊社にお任せいただけましたら幸いです。