7月も好調ハワイ不動産マーケットの中で押さえるべき点
引き続き好調のハワイ不動産
2021年に入り一気に情勢が変わったハワイ不動産マーケットです。
毎月の様に
史上最高!
という文字が躍り、7月についても同様の動きが続いています。
戸建ての動き
取引中間値は、史上最高の $992,500 にまで達しました。
取引件数は、低迷した昨年に比べて11.9%UPです。
戸建ての流通在庫も少ない為に、しばらくはこの傾向が続くと思われます。
この様なデータを見るときに注意をしたいのが
一般的なバイヤーの存在です。
ハワイに住む、例えば家族3〜4名のサラリーマンの様な一般世帯が、
1億円もするような家を買っているのか?
というと、そういう事ではありません。
世帯年収が、600〜1000万円の場合、借りられるローン額は、3000万円〜5000万円程度です。
この様な多くの層は、市場価格で、40万ドル〜60万ドルの物件が狙いです。
確かに高額物件の取引は目立ちますので、注目を集めやすいですが、
流動性を考えると
40万〜60万ドル前後の物件
は出口リスクも少ないと言え、投資として注目です。
しかし、在庫が少ない中、
実需で買う人
投資で買う人が
良い物件を奪い合う事になりますので
多少高くても購入する実需バイヤーが多く
なかなか投資目線のバイヤーが良い条件で買える
のが難しくなって来てます。
今後もこの40万ドル前後の物件はどの様な時代でも流動性が
落ちる可能性は少ないので、Afterコロナを見据えた長期投資として
今後も人気が続いていくものと思われます。